共通テスト数学の極意② 選択問題は決めておく
前回に引き続き今回も
「共通テスト数学の極意」について紹介したいと思います
前回は
「わからない問題があったら飛ばす」
という極意を紹介しましたが
今回は
「選択問題は予め決めておく」
という極意を紹介したいと思います!
共通テスト数学は1A2Bともに
第1問、第2問は必須問題で
第3問から第5問のうち2つを選択する形式になっています
数1Aの場合
- 確率
- 整数
- 図形の性質
から選ぶことができ
数2Bの場合
- ベクトル
- 数列
- 確立分布
から選ぶことができます
「どの大問も習っているから
試験問題を見てから解けそうな問題を選べばいいじゃん」
と思っている人はいませんか?
確かにこの考えは戦略的に吉と出る人はいると思いますが
文系の場合、賢い選択とは言えません
予期せぬ出来事に備えて
どの分野も勉強することは良いことですし
得点アップにつながる戦略だと思います
しかし前回もお話ししたように
共通テスト数学は「時間との勝負」
時間配分を考えると
選択問題は1問当たり7~8分で解かなければなりません
とても短いですよね
そこでもしちょっと解いてみて
「あれ?この大問難しいなー」
と思い選択問題を変えようとするならば
マークする時間も考えると
約5分で大問1つを解かなければなりません
この戦略はとても時間ロスに繋がってしまいます
理系の人は
計算能力も早くて
数学の勉強を毎日している人たちなので
この戦略でも通用すると思います
しかし文系の皆さんは
ほとんどの人が共通テストでしか数学を使わないと思います
ですので選択科目を予め決めておき
時間ロスを減らすことがオススメです
また選択科目を決めておくことによって
選択しない問題の勉強をする必要がないので
勉強の負担も減ります
「どの問題を選べばいいかわからない」
という人は「確率」と「整数」をオススメします
「確立」は最悪数えれば正解を求めることができますし
「整数」は教科書の知識で満点が取れることが多いです
私は確率が苦手だったので
「整数」と「図形の性質」を選びました
なのでどれを選ぶかに正解はありません
ですので、一度過去問を解いてみて
得意な問題、苦手な問題を知ってから決めましょう
数学でライバルと差をつけるチャンスです!